転勤族は車関係の悩みも尽きませんよね。
- 海辺だと新車もサビやすい?
- 田舎から関東に引越したら車がいらなくなる?
- 雪国に行ったらどんな車がいいの?必要な装備は?
- 今車を買っても、2~3年後に海外勤務になったらどうしよう など
色々悩みはありますが、今回は一番多そうなお悩み「雪国への転勤があるなかで、失敗しない車選び」をテーマに私の考えをまとめていきます。
雪国に適した車とは?
4WD
雪国に来る可能性がある方は、おすすめなのが4WD・四駆の車。
二駆と四駆の車では、雪道・アイスバーン道の走りやすさが全然違います!!!
二駆の車でもダメなわけではないですが、すぐ雪にタイヤが埋まったり空転したりして、立ち往生しやすいですし、雪道走行のテクニックがより一層必要です。
雪道に不慣れな人が雪道・アイスバーン走行する際は、相当な注意が求められます。
- 早めの減速、ウインカー
- 日陰、橋の上は凍結しやすい
- 強くブレーキは踏まず、ポンピングブレーキで
- 一見道路に氷がないように見えても「実は凍ってるのでは」と常に疑いながら走行する
- 上り坂は坂の途中でタイヤが空転して立ち往生しがちなので、坂に到達する前に勢いをつけてから上る など
個人的に一番雪道に不向きなのは、後輪駆動(FR)の車だと思います。
後輪駆動(FR)はすぐ雪にタイヤが埋まったり空転したりして立ち往生しやすいですし、前輪駆動(FF)の車よりもハンドルが振れてコントロールが効かなくなる印象です。(あくまで個人的な感想です)
二駆の車で普段冬道を運転していると、どうしてもスピードが出せず、制限速度よりもずっと低速という場面も…
そのため、二駆の車で雪道を注意深く運転していると、結構な確率で後ろから煽られたりします(悲)
青森の地元の人に聞くとやはり4WDに乗っている人がかなり多そうで、「初めての車を買うとき、絶対4WDにしとけ」と親に言われたという人もいました。
そのため、今後雪国に転勤可能性がある方で、車の購入や買い替えを考えている方には、4WDがおすすめです。
車高が高い車
雪が深くなると、車高が低い車は雪でつっかえて全く走れなくなります。
雪が降ると自治体が除雪車を1日中走らせてくれますが、大雪の日は除雪が間に合わないことも。
また、幹線道路や通学路優先で除雪されていくため、一般の住宅地の路地などは最悪除雪車が入りません。
そのため、車高が高いSUVタイプなどが一番安心です。
ただ、青森県でも軽自動車やバンなど車高が高くない車も多いです。
そのため、車高の高さは転勤族の車として必須ではないと思います。
ただし、改造車などのような一般的な車よりも車高が低い車は、雪国ではかなり苦労されると思います…
比較的新しい車
製造から7年とか10年とか経った古めの車は、気温マイナスが続くとサイドブレーキが凍ることも。
つまり、運転席でサイドブレーキを外しているはずなのに、タイヤと連結したブレーキの部分が凍結している状態です。
運転席からは一見サイドブレーキがかかっていないように見えていても、タイヤ接続部分が凍ってしまい、気づかずサイドブレーキがかかった状態で走行してしまうことになります。
つまり、前輪駆動の車の場合、後輪がサイドブレーキで凍結して動かないまま、前輪で無理やり走行する…といった状態です。
こうなると、普通に道路でドリフトします。生きた心地がしません笑
そのため、雪国では凍結の恐れがある場合はサイドブレーキをかけずに駐車するようです。
スタッドレスタイヤ+冬用ワイパー+スコップ
スタッドレスタイヤと冬用ワイパーは必須です。
スコップも常に車に積んでおいた方が良いでしょう。
雪が降る可能性がある地域の場合は、初雪前にタイヤを冬用に変えるべきです。
転勤族に最適な車は?購入方法は?
4WD
東北や北海道など、雪国に転勤する可能性がある方は4WDの車が安心です。
ただし4WDは車種によりますが比較的燃費が劣ることが多いため、雪国や悪路に行かない方は二駆の車の方が経済的で良いと思います。
数年ごとに乗り換え
転勤先が読めない、転勤タイミングもわからない…
そういった車の買い方で迷った場合は、2年や4年ごとに車を買い替えるという方法もあります。
車の価値が下がりにくい車種を調べ、転勤の度に車を売ったり買い替えるという方法ですね。
この場合のデメリットは費用がかかること、長く愛車に乗りたい人には向かないということ。
数年以内に車を使わなくなるという方に良いかもしれません。
サブスク
近々都市部の勤務になるという方は、車のリースやサブスクも良い選択肢だと思います。
都市部に住むと、毎月の駐車場代がバカになりません。
しかも、休日も電車移動でほとんど車を使わないのに維持費だけが毎月かかる…ということも十分あり得ます。
そのため、都市部勤務の可能性があるかたは車のリースやサブスクという選択肢もおすすめです。
最近では、月額1万円台から新車に乗れるようなサブスク業者も増えていますよね。
田舎住まいや車が必要な時だけ車をリース・サブスクし、電車通勤・生活になったら契約更新しないという流れですね。
ただリースやサブスクの場合は、契約期間の単位が2年単位だったりもするので、契約期間や保険内容などの注意が必要です。