むつ市・大湊では、水源地公園などのお花見スポットがありますが、中でも一番の規模・人気を誇るのが早掛沼(はやかけぬま)公園!
現在では都市公園に指定されている早掛沼公園のお花見風景をご紹介します。むつ市にお住まいの方、お花見の参考にしてくださいね。
早掛沼公園はむつ市最大のお花見スポット
早掛沼公園は、昔からむつ市民に親しまれてきたむつ市最大のお花見スポットです。沼や川が近くを流れ、和やかな自然を存分に満喫できます。
公園内には桜だけでなくツツジやカエデなども植えられていて、秋の紅葉まで四季折々の景色が楽しめます。またソメイヨシノより1週間ほど遅く咲く「御衣黄桜(ぎょいこう)」という緑色の花が咲く珍しい桜もあります。
2019年4月28日に行った際には、前日に積雪があったのか釜伏山の雪がまた増えていて、桜の合間から雪化粧の釜伏山が見られるという絶景!
最高のお花見日和でした。
子供とのお出かけに最適
早掛沼公園は敷地が広く一面が芝生のため、子供が伸び伸びと遊べます。
また、滑り台やうんてい、ブランコなどの遊具もあるので長い時間飽きません。また噴水の横の檻ではニワトリやクジャクが飼育されているので、こちらもまた子供に大人気。
シャボン玉や三輪車など、各々お気に入りのおもちゃを持ち込んで遊べます。ただし公園内は全体的に芝で、平らな場所があまりないため、スケートボードなどは出来なさそうです。
日陰になる場所があまりないので、帽子があると良いかも。
桜の時季は「桜祭り」も開催される
早掛沼公園では、水源地公園とともに、毎年「むつ桜まつり」が行われます。
2019年では、4月26日に水源地公園で満開宣言が行われ、翌27日から5月6日まで開催。
期間中は、水源地公園・早掛沼公園の両公園で、吹奏楽演奏や歌謡ショーなどが行われ、屋台も並び大勢の花見客で賑わいます。
また、屋台も多数出店。焼きそばや焼きとうもろこし、チョコバナナやスーパーボールすくいなど、2019年は十数店出店していました。
実は野鳥ウソによる花芽の食害などから、2017年のむつ市内の桜スポットは開花状況が芳しくなかったそう。そこでむつ市が「桜満開プロジェクト」を開始し、市民ボランティアの方々が桜に肥料を与えたり、ウソを追い払うなどの対策を地道に行って下さったようです。大変な努力だったと思いますが、そのおかげで2019年はこんなにも素晴らしいお花見が出来たので、本当に感謝です。
早掛沼公園へのアクセス
早掛沼公園へは、むつ市中心部から大畑バイパスを北上した右側にあります。道路に大きな看板が出ているので、わかりやすいと思います!
無料駐車場が完備されていて、駐車場も広いためあまり駐車待ちは起こらないようですが、桜満開の季節は満車になることもあるそう。
駐車場は砂利で、公園内は芝生でかつ平らな場所が少ないので、ベビーカーや車いすで行くには少し大変かもしれません。
都会には無い、和やかなお花見が最高
いかがでしたか。
早掛沼公園のお花見は、広大な敷地でたくさんの桜に囲まれて、各々が自由に過ごせるゆったりとしたお花見です。
都会のように人がひしめき合うこともなく、順番待ちをすることもなく、のんびりと過ごせるのが最高です。
むつ市でお花見をしたい方は、ぜひ行ってみてください!