呉市から往復3時間くらいで観光に行きたいときにおすすめなのが
野呂山(のろさん)!
展望台や宿泊ロッジ、大きな池やキャンプ場があったり、
バイクでツーリングしたりする人も多い自然公園です。
今回は野呂山の楽しみ方をご紹介します。
野呂山とは
野呂山とは、瀬戸内海国立公園に指定されている呉市を一望できる山。
瀬戸内国立公園のなかでは神戸六甲山に次ぐ高さで、
標高839mの高さから見渡す瀬戸内海の風景は絶景です。
さらに、平安時代初期に弘法大師が2度にわたって入山修業するなど、
古くから霊山として地元の人から信仰を集めている山です。
野呂山は見どころがかなりあると同時に、敷地もかなりの広さ!
行く際は時間に余裕を持って行くと良いですね。
呉市中心部から野呂山への行き方
呉市本通りから野呂山までは、車で40分程度。
休山(やすみやま)トンネルを抜けて黒瀬川の川上方向が野呂山です。
山道を20~30分、くねくねと登って行き、
野呂山頂上に行くまでは吊り橋も渡るのですが、
山頂に行くまでの瀬戸内海の景色もまた絶景です。
野呂山の楽しみ方
デートや赤ちゃん連れなど、さっと野呂山を楽しみたいときは
野呂高原ロッジで食事を摂ったり、
野呂山ビジターセンター横の氷池を散策するのがおすすめ。
氷池は明治時代に掘られた人工池で、以前はここで天然氷を製造し
愛媛や九州まで売られていたというので驚きですね。
ちょっと時間をかけて野呂山を楽しみたいときは、
川尻筆づくり資料館やはなぞの野呂高原でお花を購入したりも。
歩いて弘法寺まで散策するのも良いですね。
子供と一緒にアウトドアを楽しみたいなら、キャンプ場がおすすめです。
国立公園とあって約3ヘクタールの大きな敷地にオートキャンプサイト、
常設テントサイト、持込みテント区画サイトがあり、
好きなスタイルでキャンプを楽しむことが出来ます。
テント宿泊は大変だけど自然を楽しみたいという方には、
国民宿舎野呂高原ロッジで宿泊するという方法も。
野呂高原ロッジでは研修や合宿も行われているそうで、
レストランや広々としたお風呂も人気です。
登山好きなら4~11月は登山も人気です。
呉市中心地からも近くて日帰りで行ける登山スポットで、
JR安芸川尻駅から片道2・5~3時間程度でかぶと岩展望台まで行けるようです。
登山だからこそ野呂山の岩海も見ることが出来ます。
夜に行ったなら星降る展望台に行ってみましょう。
かぶと岩展望台よりも東に位置し、テラスから満点の星空を眺めることが出来ます。
お花見の季節ならさざなみスカイラインも行きたいところ。
野呂山と国道185号を繋ぐさざなみスカイラインでは、道路脇の桜並木が見事!
呉市の桜の見頃は例年3月末~4月上旬ですが、
こちらは山の上なので4月中旬から4月下旬が見頃です。
桜と一緒に瀬戸内の島々も見渡せる絶景はなかなかないと思います。
絶対外せない展望台
野呂山に来たら絶対行きたいのがかぶと岩展望台。
瀬戸内海国立公園の中でも特にキレイと言われている景色。
天気のいい日は愛媛や四国山脈までもが眺められます。
また、展望台周辺には芝生の公園もあり、植物観賞も楽しめます。
5月は色とりどりのツツジ、6月は紫陽花がキレイです。
大変景色がキレイなかぶと岩展望台ですが、1つ注意点があります。
それは、野呂山ロッジから展望台までの道がかなり狭いということ。
ギリギリ車1台が通れる山道を200mほど行かなければならず、
対向車が来たときは大変!
なので、運転に自信が無い方は野呂山ビジターセンターの大きな駐車場に
車を停めて歩いて展望台まで行った方が安心です。
まとめ:日帰り旅行にもおすすめ
いかがでしたか?
呉市中心地から近いながらも大自然を堪能できる野呂山。
呉に来たなら、瀬戸内海屈指の絶景は一度見ておきたいですよね。
天気のいい日は本当におすすめの観光スポットです!