2018年4月25日、広島市西区でイノシシが出たとニュースになりました。
その後イノシシは平和記念公園や広島城のお堀を逃げ回り捕獲されましたが、
白昼の広島市中心部をイノシシが出たというのは衝撃的でしたよね。
しかし、実は呉市でもイノシシ被害は多数起こっています。
呉に引越してくる方に向けて、呉市のイノシシ事情をまとめたいと思います。
呉市のイノシシ出没状況

平成に入ってからイノシシの出没件数はさらに増え、
ここ数年では年間500頭を捕獲している呉市。
それでも尚、イノシシの住宅地侵入が後を絶ちません。
呉は山と住宅地が隣接していて、イノシシが市街地に出てきやすい環境。
近年では、人間が捨てた生ゴミを食べてそのおいしさを知ったイノシシが、
食べ物を漁りに街に出てきていると言います。
呉市にいる限り、イノシシに出会うかもという心構えが大切ですね。
官舎周辺にもイノシシは出没している

官舎もまた、イノシシが出る可能性のある場所です。
「青山官舎にイノシシが出た」という注意喚起が呉市の各官舎には掲示されていると思いますが、
呉中心部に近い青山に出たのかと驚きますよね。
実は宮原官舎にも2017年に少なくとも2回、
6号棟のゴミステーションのところと、3号棟横の道路でイノシシが目撃されています。
2016年末には、潜水艦桟橋近くでもイノシシの死骸が確認されています。
イノシシと遭遇するのは、他人ごとではないのだと改めて思いますよね。


イノシシに遭遇してしまったら「静かに去る」
もし万が一イノシシと遭遇してしまった場合、
大事なのはイノシシを刺激しないことなのだそうです。
『市政だより くれ2018年6月号』にも、イノシシの対処法が以下のように書かれています。
●攻撃したり威嚇したりせず、静かにその場を離れる
●犬の散歩中に出くわしたら、できるだけ犬を遠ざける
●近くに親がいるため、子どものイノシシには近づかない
まとめ:いざというときの心構えを
呉にいると、もしかしたら出会ってしまうかもしれないイノシシ。
基本的には大人しい性格のイノシシですが、
イノシシの子供が生まれる4~6月などは雌イノシシの気が立っていたりするため、
刺激せず、一層冷静な対処が大切そうですね。

