2019年4月に、青森県三沢市に最高の子育て複合施設が完成しました!その名も「三沢キッズセンターそらいえ」。
総事業費は約6億4430万7千円!
防衛省の特定防衛施設周辺整備調整交付金を利用した施設で、市内に散在している子育て関連施設の集約とバージョンアップを目的に作られたそうですが、無料で使えるというのが子育て世代にとってとっても嬉しいですよね。
自治体の無料室内遊び場としては国内最大級だそう。期待に胸を膨らませ・・・実際に行ってみました!
三沢キッズセンターそらいえの基本情報
住所
033-0011
三沢市幸町1丁目7番7号(勤労青少年ホームとなり)
定休日
火曜・年末年始
※火曜が祝日の場合は営業し、翌日(水曜)がお休み
電話番号
0176-51-4431
駐車場
そらいえの駐車場は、ぱっと見わかりにくいので、通り過ぎないように注意してください!
結構ゆとりのある駐車場なので、運転に自信が無くても停めやすいと思います。
たぶん駐車場には40台くらい停められます。もちろん駐車場も無料です。
ちなみにうちは土曜14時の混雑時に行ったのですが、残り3台ですんなり停められました。
もし満車になった場合は、近隣の駐車場にも停められるようです。
アクセス
三沢キッズセンターそらいえは、三沢飛行場と青い森鉄道線「三沢」駅のちょうど間くらいにあります。
三沢駅からは2.5キロほど距離があるので、車で行くのが便利そうです!
【三沢駅から】車で約10分。
【八戸市から】車で約30分。
八戸方面から有料道路で行く場合は、第二みちのく有料道路三沢十和田下田ICから北に4キロほど。
【青森市から】下道で約2.5時間。
上北道を通って六戸三沢IC下車で行くと約2時間で行けます。
【むつ市・大湊から】車で約1.5時間。
途中、下北縦貫道(通称「下北道」、2019年春現在整備中のため通行無料)で六ヶ所ICまで行くと速く行けます。ただし冬場はプラス30分見てください。
利用時間
三沢キッズセンターそらいえには、子育て支援施設や子供一時預かりサービスなど、色々なサービス・施設があります。
その施設により利用時間が異なるため注意が必要です。
※以下は2019年5月現在の利用時間・定休日です
保育手続きを行う行政窓口、母子手帳の発行等を行う包括支援センター。
【受付時間】8:15~17:00
【定休日】土・日・祝日・年末年始
事前登録が必要の、予約制のサービス。
【受付時間】8:30~16:30
【定休日】日・祝日・年末年始
【利用料金】1時間200円
その他、集会室やファミリーサポートセンターなどの施設の詳細は三沢市ホームページでご確認ください!
遊戯室の利用時間
三沢キッズセンターそらいえの遊戯室は、90分の完全入れ替え制。
合間の時間には清掃や設備の点検などが行われ、子供も保護者も一切入場出来ないようになっています。
そのため、時間に気をつけて行きましょう!
8:30~10:00
10:30~12:00
13:00~14:30
15:00~16:30
逆に考えると、これだけ毎日清掃と点検をしてもらっている施設なので安心して遊べますね!
もしたくさん遊びたければ、清掃・点検の時間が終わって次のコマのときに再度受付して遊ぶことも出来るそうです!
ただし、混雑時は入場規制もあるそうです。
利用料
遊戯場やテラスの利用は完全無料!
コインロッカーや赤ちゃん用ベッドなども無料!
駐車場利用も無料!
子供の一時預かりサービスには別途利用料が必要です。
利用対象者
三沢キッズセンターそらいえで遊べるのは、未就学児とその保護者。
来場した弟や妹に未就学児がいれば小学生も入場可能だそうです。
そして、三沢市民だけでなく、他自治体から来た人も入場可能なのが嬉しいですね!
入場時には受付で、名前や居住自治体を名簿に記入します。
青森市や八戸市、むつ市からも来ているご家族もいるようです。
三沢キッズセンターそらいえの設備
三沢キッズセンターそらいえでは、以下の施設があるようです。
本当に充実していて、すごい!
- 大型遊具
- 子ども関係事務室
- 子育て支援センター
- 一時預かり室
- ファミリーサポートセンター
- 子育てサークル室、集会室
受付
まずは靴を脱いで下駄箱にしまい、受付をします。
名簿に氏名・居住市町村名・電話番号の簡単な記入を済ませたら、いざ遊戯場へGO!
忘れ物などもこの受付で管理されています。コインロッカーを利用したい方もここで申請します。
休憩所・ベンチ
大型遊具の横にはクッションタイプのベンチがぐるりと囲むように設置されていて、子供を見ながら休みたいときに便利です。
本当にたくさんの椅子やベンチが設置されているため、どんなに混んでいても大人が座れないことはないのではと思います。
自販機も設置されてます!
また、平日昼間はお弁当屋さんがお弁当を売りに来ることも。
休憩スペース・ラウンジ(2階)
2階には、お弁当を持ち込んで食べられる休憩スペースも。
その休憩スペースはガラス張りになっていて、1階の遊戯室の様子が上から眺められます。
三沢キッズセンターそらいえから徒歩5分ほどのところにお弁当屋さんがあったり、徒歩7分くらいでコンビニがあったりするので、お弁当を買って行っても良いですね。
子供用手洗い所
幼児用の手洗い所もたくさん!
清潔感漂うところが素晴らしいです。
授乳室・ベビーベッド
女性専用の授乳室も完備されているだけでなく、電子レンジやシンクもあるので、ミルク作りや哺乳瓶洗いにも便利!
おむつを捨てられるゴミ箱があるのが、嬉しいですよね。
このベビーベッドのすぐ横にコインロッカーがあるので、荷物も出し入れしやすいです。
なんとすごいことに、赤ちゃん用のお昼寝ベッドも5つあります!
扉には鍵付きなので、寝返り程度では落ちないので安心です。
兄弟を遊ばせている間に、赤ちゃんもお昼寝できるなんで、素敵すぎます。
トイレ
トイレも子供向けに使いやすいようにしっかり考えられているのが伝わるトイレです。
男性用・女性用トイレ共に、子供用の低い洗面台があり、さらに男の子用の小さな小便器と、幼児用の小さな個室トイレがあります。
この幼児用個室トイレは大人の胸の高さくらいの壁に囲われたトイレで、個室の扉を閉めても親が上から覗くことができます。
ちゃんと座れているか、拭けているかなど見て会話しながら使えるトイレなので、トイレトレーニングに最適なトイレだと思いました!
その他多目的トイレもあり、もちろんおむつ交換台完備です。
おむつを捨てられるゴミ箱があるのも嬉しいポイント。
Wi-fi完備
なんとWi-fi完備という完璧さ!
ほんと、至れり尽くせりすぎて、全国の自治体に見習ってほしいです。
コインロッカー
30個ほどコインロッカーもあります。
コインロッカーはかなり大きめのつくりで、中くらいのスーツケースも入るのではと思います。大きなリュックも2個すっぽりと入ります。
もちろん、コインロッカー利用料も無料で、コインロッカーを利用したい場合は受付に行ってカギを受け取ります。
コインロッカーの鍵はリングがついていて、失くさないように手首につけることも出来ます。
三沢キッズセンターそらいえの遊具の種類
三沢キッズセンターそらいえの遊戯室は、空と自然をイメージしたと言うだけあって、広々と開放感があります。
しかも、大型の遊具がたくさん!滑り台だけでも4種類あって、どの年代の子も自分の好きな・出来る遊びがあります。
遊具は大きめに出来ているため、大人も一緒に上ったり滑ったりすることが可能。
そのため、小さい子供を抱えて親が一緒に滑ったりすることも出来ます!うちの子も最初は怖がってましたが、一緒に滑ったりするうちに徐々に慣れて1人で滑るようになりました。
床は全面プレイマットなので、万が一転んだり頭をぶつけても安心です。
4種類の滑り台
三沢キッズセンターには4種類の滑り台があります。
一番大きな滑り台が上記画像で、その他、以下のような滑り台もあります。
【パイプ型の大型滑り台】
一番大きい滑り台はパイプ式で、くるくる回りながら降りるタイプ。
これ、結構スピードが出るので大人の私も怖かった・・・!スリルがあって4・5歳の子供は大好きそうですね。大人も一緒に滑ることも出来ますが、女性がなんとか入る感じなので、男性は狭いかも。
【幅が広い滑り台】
幅が2メートルほどある滑り台もあります。
これは幅が広いため、大人もゆったりと滑れます。滑り台までの階段も広めに作られているため、大人も一緒に行きやすい!
【ウェーブのある滑り台】
ウェーブのある緑色の滑り台は、2歳前後~のお子様におすすめ。
結構スピードが出るので、滑り終わってもそのまますっ飛んでいく可能性がありますので注意。
【小さなお子様向け滑り台】
1歳前後のお子様には、緩やかな傾斜の滑り台があるのでおすすめです。
ボールプール
ボールプールも深めでエキサイティング!
泳いだり、埋もれたり・・・40センチ弱ほどの深さがあるため、子供たちはかなり楽しそうです。
サイバーホイール
ボーネルンド社の大型遊具である、サイバーホイール。
中に入って歩きながら転がしたり、外側から転がしたりと、遊び方はその子次第!
中にカラフルなボールがたくさん入っているので、サイバーホイールを転がせない小さな子供もボールを目で追って楽しんだりしていました。
ボルダリング
ボルダリングは2種類。
木の形をした高さがあるものと、岩のような低めのもの。
広めなので、数人で遊べるのが良いですね。
おままごとキッチン・お店セット
おままごとセットは、お店のカウンターやキッチンもあり、結構本格的な造りなので大人の方が興奮するかもしれません。笑
キッチンはお友達と2~3人で使えるくらいの大きさがあるので、遊び方も広がりますね!
乳幼児エリア
柔らかいブロックや、お人形が置いてある乳幼児エリアもあります。
ここは大きな子供は入れないため、小さな子供だけで安心して遊ばせることができますね。
読み聞かせエリア
受付と乳幼児エリアのちょうど間くらいにある読み聞かせエリア。
周囲をぐるりとソフトブロックで囲んであるため、お父さんお母さんも腰かけながらゆっくり絵本を読めます。
「徹底解説!三沢キッズセンターそらいえの駐車場や営業時間も詳しく紹介」まとめ
人口に占める子供の割合が全国トップレベルに多い三沢市。
だからこそ、全国的に見ても相当立派な子どもの遊び場が出来たんですね。
冬が長い青森では、冬場の子供の遊び場探しがとても重要。
天候や季節に関係なく遊べる三沢キッズセンターそらいえは、今後も子育て世代から愛され続ける施設になると思います。
また三沢市は約4万の日本人の他に、米兵とその家族が1万人ほど暮らしているそうで、街並みも和洋折衷という感じで、他の街にはない雰囲気が面白い街でした。
もし近隣にお住まいの方は、休日のお出かけ先におすすめです!!